このごろ思うこと

 小児科で処方する薬はそれほどバリエーションがあるわけではなく、特殊な病気をのぞいては大学病院でも小さい診療所でも大差ありません。ただこどもの病気は薬が治すものなのかどうかときどき考えを巡らせています。もちろんある種の感染症では絶対に抗生剤を服用しないと治りません。同じ様に咳止めアレルギーの薬などなどたくさんのよい薬が開発されたことの恩恵は枚挙にいとまがありません。これらの効能は重々理解した上でこどもたちの病気のつらさを和らげるのは薬ではない、、というより薬だけではないということを実感しています。例えば症状がよくならない咳に対して「それでは薬をもっと増やしましょう」という方法もひとつあるとは思います。けれどその咳が呼吸が苦しいほどひどいものでなければ単に薬を増やすだけでなく咳がとれるまでには少し待っても大丈夫なのだ説明することも治療の一つでしょう。薬がどうしても飲めないお子さんに「お熱が長引いてつらいね。頑張って飲むとまた元気に幼稚園にいけるよ。」と言葉をかけて処方する薬と、ただの紙にかいた処方薬とは同じものではないのでは、と思うのです。なんだか理屈っぽくなってしまいましたが、医療は単なる技術ではなく心を添えてはじめて完成するものということをあらためて書いてみたかった次第です。インフルエンザの予防接種の時期も重なり大変混雑し御迷惑をおかけいたします。根気強く待ち時間を過ごして下さる患者さん達に本当に感謝しています。ひとりひとり私の出来る限りの技術と知識と心を駆使してより丁寧な診療を目指して参ります。

小児救急講習会

昨日練馬区の依頼で小児救急のミニ講演会を貫井ぴよぴよにて行ないました。
予想以上にたくさんのママたちが集まってくださいました。
準備していた内容はどちらかというと赤ちゃん向けでしたが、お子さんたちの年齢に幅があるようでしたので皆さんに満足していただけたかとても不安に思っています。
たくさんの人の前でお話をすることは実は苦手なので緊張していましたが、いつも高橋医院にきておられるママたちのお顔をみつけてとても励まされました。
最後に個別質問コーナーがありましたが、ああこのような事が心配なのだなと私としても勉強になりました。
みなさん小児科に診察に来られたときは混雑しているときなどは特に、育児の不安の質問をついつい遠慮してしまっているのかもしれませんね。でも訊いても良いのかなということこそどうぞためずに質問してください。
お電話での質問はうまく時間がとれないと思いますが。心配事をなくしてお子さんをかわいがって欲しいと思います。

運動会

 秋のお天気は変わりやすいといいますがこのところ気持ちのいい秋晴れが続いています。金木犀の良い香りがしています。今週末はお子さんたちの運動会の予定が多いようですね。是非晴天に恵まれるといいですね。我が家のこどもたちはもうだいぶ大きくなり家族でお弁当を囲みながらの運動会は終わってしまいました。こどもたちだけでなく保護者の方達の運動会を楽しみにしておられる様子を聞くとうらやましいな、と思います。私は前の日の夜遅くまでお弁当を張り切って作りましたし、主人はかけっこの極意(?)をこどもたちに伝授したりしてましたっけ。ひたむきに走ったりダンスしたりするこどもたちはとてもかわいかったです。一日中戸外で過ごし運動会終了の頃には親子ともどもくたくたで、毎年毎年たいへんだななどと思っていた頃もありましたがあっという間に月日が流れて行きました。こどもが小さいときの子育ても夜泣きで眠れないとか、ぐずられてちらかっていてもううんざり、とかたいへんだなとつくづく思っていたのですがずうっと続く訳ではなかったです。今は今で思春期のこどもに向き合う難しさは半端ではなくメゲそうなときもありますが今までこどもたちがくれたたくさんの恵みに感謝しつつ多分あと少しのこどもたちが巣立つまでの日々を大切にしたいと思います。

新型インフルエンザワクチンについて

 新型インフルエンザの流行拡大は終息にむかいつつあるようですが、まだまだ罹患の可能性はあります。
当院での新型インフルエンザワクチンの接種は2月上旬には終了予定です。
現時点での優先対象者でない方の予約も開始致します。御希望の方は月水金土の午前中に御連絡ください。
状況はだいぶ落ち着きましたので電話でも結構です。(つながりにくい場合は状況をお察しいただくと助かります。)
接種時期等は厚労省の基準に従い相談のうえ決定いたします。
ワクチンは残り僅かとなりましたので早めのご予約をお願いいたします。